プレビューは、入会するか判断する材料として公開するものです。有料特典そのものや配布先の直接URLを出さずに伝えられるよう、公開用の素材を特典とは別に用意します。編集画面だけで判断せず、投稿後に非会員の見え方も確認します。
公開される可能性のある部分を整理する
Patreonでは本文の有料区切りと、ヘッダー素材の公開設定が分かれています。自分のアカウントで使えるプレビューやサムネイルの設定も含めて確認します。アカウントの種類や投稿形式によって、表示される操作は異なる場合があります。
表は左右にスクロールして、すべての列を確認できます。
| 場所 | 公開に向く内容 | 含めないもの |
|---|---|---|
| 投稿タイトルとプレビュー文 | 作品名と特典内容の説明。 | 非公開URL、パスワード、会員情報。 |
| 有料区切りより前の本文 | 短い紹介と公開用に作ったサンプル。 | 有料作品の全体や保管先の直接リンク。 |
| ヘッダーとサムネイル | 公開するつもりで作った表紙やサンプル。 | 誤って選んだ高解像度の特典そのもの。 |
| 外部ダウンロードの案内 | 会員確認付きの入口と対象Tier。 | 入口と一緒に貼った転送先のURL。 |
プレビュー専用のファイルを作る
- 表紙、一部の抜粋、特定の細部など、公開してよい範囲を選びます。書き出す前に決めておきます。
- 編集データのコピーからプレビューを別に書き出します。書き出したファイル自体を開き、中身、画像サイズ、ファイル名を確認します。有料作品の名前を「preview」に変えても中身は変わりません。
- 画面写真にフォルダーの場所、ブラウザーのタブ、個人宛てのメッセージなどが写っていないか確認し、公開用のコピーから取り除きます。
- 次のアップロードで取り違えないよう、プレビューと特典のフォルダーや名前を分けます。制作の原本は非公開で保管します。
プレビューに保管先の直接URLを載せない
特典の転送先を登録したTierKeyリンクを作り、対象のPatreon Tierを選びます。ファンに使ってもらう場所へ、その入口を掲載します。プレビュー文、画像の説明、公開の返信にもMEGAやDriveの直接URLを添えると、会員確認を通らない別の入口になります。
案内例は「ダウンロードはこちら:[TierKeyリンク]。対象Tierに加入したPatreonアカウントでログインしてください」です。この入口自体を公開する運用でも、TierKeyを開いたときの会員確認は必要です。ただし、公開したサンプル画像まで非公開になるわけではありません。
画像は英語版の操作例です。番号と説明を見比べてください。画像を押すと拡大できます。名前・URL・会員情報は説明用のサンプルです。

- Name (optional)自分用の名前です。ファンには見えません。
- Public label (optional)ファンに見せる名前です。どちらの名前も空欄で構いません。
- Destination URL作品を置いたページの共有URLを、末尾まで貼り付けます。画像のexample.comは入力例です。
- Allowed tiers作品を見せたいTierすべてにチェックします。上位Tierも自分で選びます。
- Create link押して保存します。最初はPro用の詳細設定を開かなくて構いません。
3つの閲覧状態で投稿を確かめる
- Patreonの投稿プレビューを見た後、公開したページをログアウトしたブラウザーで開きます。タイトル、説明、表紙、見える本文に何が出ているかを確認します。
- 可能なら無料会員や対象外Tierのアカウントでも試します。クリエイター権限の影響を避けるため、別のブラウザーのログイン状態を使います。
- 協力してくれる対象会員に投稿とダウンロードの入口を開いてもらいます。サンプルしか入っていない状態ではなく、予定した有料特典へ進めることを確認します。
Adult/18+を含め、アカウントの区分に対応するPatreonの公開プレビューのルールに従ってください。有料設定や年齢設定だけで、すべての素材を公開できるわけではありません。
特典をプレビューで公開してしまった場合
誤って公開した素材を差し替え、管理できる投稿や返信から配布先を取り除きます。保管先の直接URLが知られた場合は、そのサービスで共有を取り消すか変更してから、差し替え用の入口を公開します。
何をいつ公開したかを記録します。投稿を編集しても、画面写真、保存済みファイル、別サイトのコピーは回収できません。それらは別の削除手続きで対応し、修正後に閲覧状態の確認を繰り返します。