解約の通知が来ても、その瞬間に閲覧権が終了するとは限りません。また、Patreonの閲覧権が終わっても、Google Driveの招待や外部の配布URLは自動で無効になりません。会員資格と保管先の共有権限を別々に確認してから、必要な変更を行います。
自動更新の停止と、閲覧権の終了を分ける
Patreonで解約後にいつ閲覧できなくなるかは、課金方式によって異なります。サブスクリプション課金では、次回の請求日まで閲覧権が残る場合があります。解約日をそのまま遮断日とせず、実際の利用可能期間を確認してください。
TierKeyはPatreonが返す会員資格と利用可能なTierに基づいて判定します。過去に購入した月別ファイルの所有権や、アーカイブの永久利用権を管理する機能ではありません。購入した作品を継続して使えると案内している場合は、その約束に合う受け渡し方法を用意します。
どのアクセスを止めたいのかを整理する
表は左右にスクロールして、すべての列を確認できます。
| 入口 | 判定するもの | 確認すること |
|---|---|---|
| Patreonの投稿 | 投稿の公開範囲と会員の閲覧権 | 利用可能な期間は本当に終了したか。 |
| 既知の外部URL | 保管先サービスの共有権限 | Patreonを通らず古いURLを開けるか。 |
| TierKeyのリンク | Patreonの会員資格と許可したTier | 現在の会員資格がリンクの条件を満たすか。 |
| 保存済みのファイル | 受け取った人の端末上のコピー | リンクを変更しても、そのコピーは取り戻せません。 |
退会者が使う入口を順番に調べる
- 使われているリンクを確認します。DriveやMEGAの配布先を直接保存したブックマークと、TierKeyのブックマークでは通る経路が違います。
- Patreonの会員情報と、本来の閲覧権終了日を確認します。自動更新が止まっただけで、支払い済み期間の会員を対象外にしないでください。
- 保管先の一般公開、個別の招待、親フォルダーから継承した権限を確認します。Patreonの変更だけでは、これらは取り消されません。
- 止める必要がある共有を取り消すか、新しい配布先を用意します。古い入口と新しい入口を別々に試し、会員への案内も更新します。
TierKeyで、次のアクセスを確認する仕組み
投稿にはTierKeyのリンクを掲載し、通過を許可するTierを設定します。Patreonから取得した会員資格が条件を満たさなくなれば、その後の転送を許可しない判定ができます。ただし、すでに知られている配布先URLへの直接アクセスには介入できません。
判定には短時間保存した確認結果を使う場合があり、現在の実装では有効な結果を最長5分間保持します。Patreon側の更新や通知の到着にも時間がかかるため、解約直後の即時遮断とは案内しないでください。会員情報を一時的に確認できないエラーも、退会の証拠ではありません。
画像は英語版の操作例です。番号と説明を見比べてください。画像を押すと拡大できます。名前・URL・会員情報は説明用のサンプルです。

- Result転送成功か転送失敗かを確認します。会員名の隣には、アクセス時のTierが表示されます。
- Details失敗した行の詳細を開くと、理由と対処方法が読めます。失敗しただけで非会員とは限りません。
有効な会員と、閲覧権が終了したアカウントを試す
配布先URLがすでに流出している場合は、配布先そのものの変更や共有停止が必要です。投稿の修正や、流出済みURLをTierKeyに登録する操作だけでは、古い直接アクセスは止まりません。
- 本人の同意を得て、閲覧権が有効な会員、閲覧権が終了したアカウント、非会員で確認します。自分のクリエイター用ログインだけで試験を完了させないでください。
- 履歴の失敗理由と確認日時を読みます。Tierの不一致、ログイン期限切れ、一時的な確認エラーは別の原因です。
- 対象の会員は、転送後に実際のファイルを開けるところまで試します。転送成功だけでは、DriveやMEGA側の閲覧成功までは分かりません。