Patreonの投稿を有料会員限定にしていても、本文からコピーされた配布URLに同じ制限が付くとは限りません。配布先が「リンクを知っていれば開ける」設定なら、転載されたリンクからも作品へアクセスされます。まず流出した配布先への入口を止め、その後に公開するリンクへ会員確認を追加します。
何が転載されているかを確認する
対象の投稿、配布先サービス、転載されているURLを確認します。投稿タイトルの転載、配布リンクの露出、ファイルそのものの再アップロードは別の問題です。発見したページのアドレスと日時を控えておくと整理しやすくなります。このガイドは外部リンクの流出への対応で、Pawchiveなどの掲載内容を削除する手順ではありません。
古い入口を止めてから、新しい配布先を用意する
- 保管先サービスの共有設定で、流出したURLからのアクセスを停止します。Patreonの投稿だけを書き換えても、古い外部URLは無効になりません。
- 新しい配布先を用意します。Driveでは一般公開を止めても個別・継承された権限が残る場合があるため、別途確認します。
- 別のブラウザーのログアウト状態でも古いURLを開き、停止したいアクセスが本当にできなくなったか確認します。
- 正規の会員にはPatreonで新しいリンクの掲載場所を案内します。新しい配布先へ進めることを確かめてから、一時的な代替手段を終了してください。
今後のアクセスに会員確認を追加する
新しい配布先をTierKeyに登録し、Patreonの投稿にはTierKeyのリンクを掲載します。ファンはPatreonでログインし、対象のTierを持っているか確認された後に転送されます。TierKeyのリンク自体が転載されても、会員確認を通る入口になります。対象の会員が配布先URLそのものを共有した場合は、配布先の再変更が必要になることがあります。
TierKeyで転送先と対象のTierを設定する
- あなたのクリエイターページを管理しているPatreonアカウントで、TierKeyのBasicまたはProに加入します。契約と連携 → Patreon のプランを見るからプランを確認できます。加入済みなら次へ進んでください。
- 同じPatreonアカウントでTierKeyにログインします。接続し直すときは、契約と連携のPatreon と連携を押し、Patreonの画面で連携を許可します。
- 「自分の Patreon を接続する」が表示されたら、Campaignの欄であなたのクリエイターページを選び、Campaign を接続を押します。すでに接続済みなら、この操作は不要です。
メニューのリンクを開き、新しいリンクを押します。次の4つの項目を、上から順に入力・選択してください。
- 管理名(任意)
- 自分が見分けるための名前です。例えば「10月の作品」と入力します。ファンには表示されません。空欄でも作れます。
- 公開ラベル(任意)
- ファンの会員確認画面に表示する名前です。例えば「10月の作品を見る」と入力します。空欄でも作れます。
- 転送先 URL
- 作品を置いたサービスで「共有リンクをコピー」などの操作をし、そのURLをここに貼り付けます。https://で始まるURLを、末尾までそのまま入れてください。MEGAの「#」以降なども削らないでください。
- 許可 Tier
- 作品を見せたい会員プランの四角いチェック欄を押します。1つ以上選んでください。上位プランの会員にも見せたい場合は、そのプランも選びます。金額だけを見て自動的に許可される仕組みではありません。

- Name (optional)自分用の名前です。ファンには見えません。
- Public label (optional)ファンに見せる名前です。どちらの名前も空欄で構いません。
- Destination URL作品を置いたページの共有URLを、末尾まで貼り付けます。画像のexample.comは入力例です。
- Allowed tiers作品を見せたいTierすべてにチェックします。上位Tierも自分で選びます。
- Create link押して保存します。最初はPro用の詳細設定を開かなくて構いません。
最初はTier 別ルーティング(Pro)を開かずに、そのままリンクを作成を押して構いません。リンクを保存しました。と表示され、一覧に追加されたら作成完了です。
スクリーンショットで分かるTierKeyの使い方公開前に動作を確かめる
プレビューは設定の確認用で、ファンがログインできることまでは確認できません。協力してくれる対象Tierのファンに、ログインから配布先へ進むまでを試してもらいます。非会員や対象外のTierのアカウントでも確認してください。Patreonとの一時的な通信エラーは非会員の証拠ではありません。転送に失敗した場合はアクセス履歴の詳細を確認します。
TierKeyで対策できる範囲
TierKeyは転送前に会員資格を確認します。ファイルの保管や配布先サービスの権限変更は行いません。転送された会員は配布先URLを確認でき、ファイルを保存・再共有できる場合があります。すでに流出した配布先URLは、保管先サービスで無効化・変更が必要です。保存済みのコピーを取り戻すことはできません。