Patreon特典をDropboxで配布するときは、共有リンクだけでなく、ファイルやフォルダーへ直接招待した相手も確認します。閲覧権限、編集権限、ダウンロード制限は、それぞれ効果が異なります。Patreonの会員確認は特典への入口を管理できますが、Dropbox側の権限設定を置き換えるものではありません。
各権限で実際に何ができるか確認する
表は左右にスクロールして、すべての列を確認できます。
| 設定 | 用途 | 限界 |
|---|---|---|
| 閲覧用リンク | 受取人が共有された特典を開く。 | 閲覧だけでもコピーを防げるとは限りません。 |
| 編集権限 | 共同作業者が共有ファイルを変更する。 | 完成品を受け取る会員に通常は不要です。 |
| 直接招待 | 指定したアカウントへ権限を与える。 | 共有リンクの制限では既存の権限は消えません。 |
| TierKeyの入口 | 転送前にPatreon会員資格と対象Tierを確認する。 | Dropboxの権限変更やダウンロード追跡は行いません。 |
配布用フォルダーの権限を必要な範囲に絞る
- 配布したいファイルや公開回ごとのフォルダーを選びます。作業中のデータや無関係な特典を、その共有場所へ含めないようにします。
- Dropboxの共有設定で、閲覧用リンクと直接アクセスできる人を確認します。完成したファイルを渡すだけなら、編集権限を与えないようにします。
- 共有リンクで渡すか、アカウントを指定して招待するかを決めます。Dropboxへのログインや招待も必要な場合は、Patreon会員資格とは別の条件として案内します。
約束した特典とダウンロード設定を合わせる
ダウンロード用の特典なら、受取人の手順で実際に保存できるか試します。ダウンロードを禁止すると、正規会員へ届けられなくなる場合があります。プレビューできない形式もあり、高度なリンク制限の利用可否はDropboxのプランやチーム設定によって異なります。
Dropboxのダウンロード禁止はダウンロード用の操作を制限するもので、あらゆる保存方法を防ぐものではありません。リンクのパスワードや他の制限も、直接招待した相手の既存の権限を消しません。1つの設定で全経路を管理できると考えず、招待したアカウントを別に確認します。
ブラウザーで開く入口にPatreon会員確認を加える
- 確認済みのDropbox閲覧用URLを使って、名前の分かるTierKeyリンクを作り、対象のPatreon Tierを選びます。Dropboxが付けた共有用の情報も含め、試したURLをそのまま登録します。
- Patreonの投稿にはTierKeyの入口を共有します。本文、添付、他の告知に、意図せずDropboxの直接URLも載せていないか確認します。
- 対象会員で最終的なダウンロードまで試します。別途、非会員で入口を試し、ログアウト状態でDropboxの直接リンクも確認します。一時的な確認エラーだけで非会員と判断しないでください。
画像は英語版の操作例です。番号と説明を見比べてください。画像を押すと拡大できます。名前・URL・会員情報は説明用のサンプルです。

- Name (optional)自分用の名前です。ファンには見えません。
- Public label (optional)ファンに見せる名前です。どちらの名前も空欄で構いません。
- Destination URL作品を置いたページの共有URLを、末尾まで貼り付けます。画像のexample.comは入力例です。
- Allowed tiers作品を見せたいTierすべてにチェックします。上位Tierも自分で選びます。
- Create link押して保存します。最初はPro用の詳細設定を開かなくて構いません。
流出したDropboxリンクはDropbox側で無効にする
共有リンクが流出したら、共有設定を確認し、停止が必要な該当リンクを削除します。直接招待は別に確認してください。新しいTierKeyの入口を作っても、古いDropboxリンクは無効になりません。会員へ案内する前に、旧URLと新しい配布経路の両方を試します。
共有リンクの削除と、ファイルの削除や共同作業用フォルダー全体の共有解除は異なります。原本を保管し、意図した権限だけを変更します。保存済みのコピーをTierKeyで回収することはできません。履歴に残るのは入口の会員確認と転送であり、Dropboxへの直接アクセスやダウンロード完了ではありません。