不安になるたびに海賊版サイトを探し回るより、繰り返せる確認手順を作ります。公開している活動名と作品名をいくつか選び、実際に確認できた内容を記録し、見つけた場合の対応を決めておきます。検索結果や通知は手がかりであり、すべてのコピーの一覧や、特定の会員が流出させた証拠にはなりません。
公開している活動名と作品名から調べる
- 現在の活動名、以前の公開名、特徴のある作品名を控えます。非公開のファイルURL、会員情報、ログイン情報を検索語に使わないでください。
- 活動名とPatreonの組み合わせ、引用符で囲んだ特定の作品名などで検索します。読者が使う表記を選び、必要なら別言語の公開名も試します。
- 自分の公式ページや許可した紹介と、コピーの疑いがあるページを分けます。タイトルの一致だけでは、紹介、レビュー、なりすまし、作品の転載のどれかは判断できません。
確認方法ごとに分かる範囲を把握する
表は左右にスクロールして、すべての列を確認できます。
| 確認方法 | 役立つ場面 | 限界 |
|---|---|---|
| 活動名や作品名の検索 | 公開された言及を探す。 | 検索未登録のページや非公開ページは出ない場合があります。 |
| Googleアラート | 一致する新しい検索結果をメールで受け取る。 | 通知がなくてもコピーがないとは限りません。 |
| 画像検索 | 似た画像や一致する公開画像を探す。 | 加工された画像や取得できないページは見落とす場合があります。 |
| 会員からの報告 | 特定の転載の疑いがあるページを知る。 | 報告内容の確認は必要です。 |
| TierKeyの履歴 | 入口のリンク経由のアクセスを確認する。 | 外部サイトの探索や保管先への直接アクセスの監視は行いません。 |
特徴のある語を少数選んで通知を使う
Googleアラートでは、公開名や作品名を少数登録し、確認できる頻度でメールを受け取ります。初期の結果を見て無関係な通知が多い語を調整します。通常の紹介とコピーの疑いがあるものを分けると、確認すべき内容が埋もれにくくなります。
Googleの画像検索には、非公開の高解像度特典より、すでに公開したプレビュー画像を使います。アップロードした画像は検索サービスへ送られるため、選ぶ前に確認してください。会員名、個人情報、非公開のフォルダーURLを含めないようにします。
次の対応を決められる記録を残す
- コピーの疑いがあるページは、正確なURL、発見日、作品名、該当内容のスクリーンショットを非公開で記録します。
- ファイルのコピー、配布先URLの流出、プレビューの再利用、未確認の言及に分類します。確認のために不審な圧縮ファイルをダウンロードしたり、知らないページからログインしたりしないでください。
- 確認済み、申告済み、共有停止済み、削除確認済みなど、進捗を付けます。同じページを何度見つけても、件数を増やさず同じ記録を更新します。
検索のプレビューは古い場合があります。実際に確認できたことを残します。「検索で見つからない」と「掲載元から削除された」は別の結果です。
アクセス履歴は自分の配布状況の確認に使う
公開回ごとの利用を見分けたい場合は、名前を付けたTierKeyリンクを別々に作ります。下の画面例はリンク単位の転送結果です。転送成功はファイルの保存完了を意味せず、転送失敗だけで非会員とも判断できません。
TierKeyはPawchiveの監視、海賊版サイトの巡回、流出の通知、投稿者の自動特定を行いません。Proのアクセス状況の注意通知も、TierKeyリンクでの活動についての通知です。別サイトへ作品が転載されたことを知らせる機能ではありません。
画像は英語版の操作例です。番号と説明を見比べてください。画像を押すと拡大できます。名前・URL・会員情報は説明用のサンプルです。

- Result転送成功か転送失敗かを確認します。会員名の隣には、アクセス時のTierが表示されます。
- Details失敗した行の詳細を開くと、理由と対処方法が読めます。失敗しただけで非会員とは限りません。
続けられる頻度で確認し、確認できた事実に対応する
まずは週1回の短い確認と、決めた時刻の通知確認から始めます。会員から報告を受ける際は、掲載ページのURLと作品名を聞き、パスワード、認証コード、別の会員の身元は求めません。確認のための購入やコピーのダウンロードも頼まないでください。
配布先URLの流出を確認したら、その共有を取り消すか変更し、新しい入口に会員確認を追加します。ファイル自体の再投稿には、該当する削除手続きを使います。何も見つからなかった週も、コピーが存在しない保証ではなく、新しい事実を確認できなかったという記録にとどめます。