パスワードは「合言葉を知っているか」、有効期限は「決めた期間内か」、Patreon会員認証は「ログインしたアカウントに対象の会員資格があるか」を確認します。確認している条件が違うため、管理したいアクセスに合わせて選びます。
操作の多さではなく、確認する条件を比べる
表は左右にスクロールして、すべての列を確認できます。
| 方式 | 確認するもの | 残る共有の問題 |
|---|---|---|
| 通常の共有リンク | URLを知っているか | 受け取った人がURLを別の人に渡せます。 |
| 共通パスワード | パスワードを知っているか | リンクとパスワードを一緒に共有できます。 |
| 期限付きリンク | 保管先で設定した締め切り | 期限内は、ほかの条件を満たす人が利用できます。 |
| TierKeyによるPatreon確認 | ログインした人の利用可能なTier | 対象会員は転送後のURLや作品をコピーできます。 |
| 保管先での個別権限 | 許可した保管先のアカウントか | 権限を別途管理する必要があり、保存済みコピーも残ります。 |
何を管理したいのかで選ぶ
一定の受け取り期間を設けたいなら、有効期限が役に立ちます。継続的なPatreon特典として配布するなら、会員資格を確認する仕組みが利用条件に合います。特定のGoogleアカウントだけにフォルダーを開かせたいなら、Drive側でもその制限を設定します。
パスワード、有効期限、アカウント制限の提供範囲は、サービスや契約プランによって異なります。自分の管理画面で使える設定を確認してください。操作を何段階増やしても、別の古い公開URLが残っていれば、そこから進める問題は解決しません。
両方の条件を会員が通過できるように組み合わせる
- 先に保管先の権限を決めます。Driveが「制限付き」なら、対象のPatreon会員にもGoogle側の権限が別途必要です。
- 完全な転送先をTierKeyに登録し、許可するクリエイター用Tierを選びます。パスワードや保管先固有のキーの扱いも、会員への案内と一致させます。
- PatreonではTierKeyのリンクを共有します。配布先で別のパスワードを求めるなら、正規の会員がどこで確認できるのか説明し、一般公開は避けます。
- 実際の会員と対象外アカウントで試します。転送されることだけでなく、会員確認の後に配布先を開けるところまで確認します。
画像は英語版の操作例です。番号と説明を見比べてください。画像を押すと拡大できます。名前・URL・会員情報は説明用のサンプルです。

- Name (optional)自分用の名前です。ファンには見えません。
- Public label (optional)ファンに見せる名前です。どちらの名前も空欄で構いません。
- Destination URL作品を置いたページの共有URLを、末尾まで貼り付けます。画像のexample.comは入力例です。
- Allowed tiers作品を見せたいTierすべてにチェックします。上位Tierも自分で選びます。
- Create link押して保存します。最初はPro用の詳細設定を開かなくて構いません。
配布先がすでに流出している場合
新しい入口にパスワードや会員確認を付けても、別に残っている古い入口は無効になりません。保管先で流出した共有を停止するか、必要な権限を削除します。新しい配布先を準備し、古いURLからのアクセスも別途確認します。
Driveでは一般公開と、個別・継承された権限の両方を確認します。「制限付き」にしただけで、以前の共同編集者をすべて削除したとは限りません。また、どのリンク設定でも、すでに他人の端末へ保存されたファイルは削除できません。
配布時の確認事項を短くまとめておく
- 対象会員、保管先の権限、期限の有無、最新リンクの掲載場所を控えます。機密性のある転送先情報は、自分用の記録で管理します。
- 許可するTier、パスワード、期限、転送先を変更したら、正規の会員の操作をもう一度試します。失敗時はアクセス履歴の詳細を確認します。
- 許可Tierへ同じ転送先を案内するならBasic、1つのTierKeyリンクからTier別に振り分けるならProを使います。ファンがTierKeyの有料プランに入る必要はありません。